よくある質問

Q&A

調査の目的について

日本におすまいの数千人を対象におこなう民主主義と選挙についての学術調査です。

 

この調査は、日本におすまいのかたがたが、選挙や民主主義について、どのような考えや意見をもっているのかを知るための調査です。

 

日本では、70年以上続いてきた民主主義の政治がゆらいでいるように見えます。選挙で投票する人が減っていて、選ばれたリーダーへの信頼も高くありません。人々が分かれて対立することが多くなっている事件もあります。この調査は、日本の民主主義になにが起きているのかを調べて、問題があるならどうすればいいかを考えるためにおこないます。

 

民主主義の社会では、あなたや他の方たちの考えがとても大切です。あなたを含め多くのかたたちからいただいたご意見に基づいて、日本の政治や社会をよくするためのヒントを見つけます。

 

調査を行っている研究チームについて

松林哲也(大阪大学教授)を代表とする研究チームです。各メンバーは政治学、選挙、世論、社会心理についての専門家です。

この調査をおこなうにあたって、文部科学省所轄の独立行政法人である日本学術振興会から調査費用の交付を受けています。公的研究費の助成をうけている、学術的な調査です。

 

本調査の調査項目がみなさまに悪影響を及ぼさないかを確認するために、研究チームメンバーが所属する研究機関の倫理審査を受けています。

 

回答者の選びかたについて

携帯電話調査・訪問調査調査:あなたが選ばれたのは、まったくの偶然です。くじ引きのような方法(無作為抽出)を使いました。
ウェブパネル調査:調査会社に登録されているモニターの方々の中から選ばれました。

 

偶然という要素を使って回答者を選ぶことで、回答をお願いしているみなさまが日本全体の代表となるように工夫をしています。

 

少しお時間を取らせてしまいますが、ご都合がつくようであればぜひ回答をお願いいたします。たまたま回答をお願いすることになりましたが、あなたのお考えをぜひお伺いしたいです。

 

あなたは全国の有権者の代表として選ばれましたので、ぜひあなた自身に回答をお願いします。他の人が答えると、正確な結果が出なくなることがあります。

個人情報のまもりかたについて

ありません。回答はすべて、だれが答えたのかが特定されない状態であつかわれます。

 

あなたのお名前やご住所が研究者や他の人たちに知られることはありません。調査の実施は委託しており、委託先企業が個人の特定につながる情報を取り除いた上で調査結果を研究者に渡します。

 

個人情報保護法にもとづき、ご住所やお名前などの訪問面接調査に必要となる個人情報は、業務を委託した先で厳密に秘匿されます。また、調査がおわったあと、これらの個人情報は安全に破棄されます。

ご回答いただいた内容は、数値データに変換されます。すべての回答をまとめて、コンピュータ上で統計的な処理をおこないます。そのため、調査データや分析結果から、回答していただいた方々の個人情報を引き出すことはできません。

 

個人情報は、大阪大学の個人情報保護に関する基本方針に沿ってあつかわれます。細かなデータの取り扱いについては、研究者の所属する研究機関や調査会社の方針により変化します。

調査結果の使いかたについて

学術的な成果として、学会や研究論文などを通して発表されます。本ウェブサイトでも成果の中身を積極的に発信します。