松林哲也
MATSUBAYASHI TETSUYA
五十嵐彰
大阪大学
大村華子
京都大学
小椋郁馬
一橋大学
小野弾
善教将大
関西学院大学
重村壮平
広島大学
中越みずき
日野愛郎
早稲田大学
山田真裕
世界のいろいろなところで「民主主義の危機」がさけばれています。日本も例外ではありません。
日本では危機とまではいえないけれど、70年以上続いてきた民主主義による政治がゆらいでいるように見えます。選挙での投票率がさがっていて、選ばれたリーダーへの信頼も高くありません。人々の分断や対立が深まっていることを示す事件も起きています。
この調査は、日本の民主主義になにが起きているのか、民主主義がゆらいでいるのだとしたらそれを克服するには何ができるのかを調べることを目的としています。
特に注目しているのが、民主主義の主役である有権者=みなさまがふだん政治とどう関わっているのか、政治になにを望んでいるのか、他の国とくらべて日本のみなさまのお考えにはなにか特徴があるのか、という点です。
みなさまの政治に対するお考えを調べるために、電話調査、訪問面接調査、ウェブアンケート調査をおこないます。
みなさまからいただいたいろいろな声をデータとして分析することで、日本の民主主義の現在を明らかにします。最終的には、日本の民主主義がかかえる問題点を克服するための方法を提案することをめざします。
この研究を実現するために、文部科学省のもとで活動する日本学術振興会から支援を受けています。
「民主主義のゆらぎとその克服」研究課題番号:23H05426